2003年10月私はセドナにて変った!
いや、自分に帰ったという方が正しいのかもしれません。

 今日はセドナに行くまでの不思議な(?)お話を致します。

 変りたい!変りたい!!いつもそう思っていた私です。
オーラソーマの勉強中でした。いろんなセミナーにも行きました。
ヒーリング受けたり占いに行ったり勉強もしました。でも、変ることなんてできません。
それよりどんどん私の周りは状況が悪化。
凄く嫌な自分を見ざるおえない日々が続いていました。
 
 セミナー等でよく耳にしたのが「凄いパワーのあるのはセドナです」いつしか行きたくて仕方がなかった。でも行きかたがわからないし、一般のツアーにも載っていない。
精神世界のことを話ができる友達すらいない状況でしたが日々思いは募るばかり・・・

 そんな時「トリニティー」という雑誌に知り合いの方が
載っているということで
その雑誌を購入しました。
そこに「イネット」という旅行会社のセドナツアーが載っていました。

 行きたい!!恐る恐る後輩に話したところ、「行きたい!」の一声に心躍らされました。
早速申し込みして入金も済ませたその数日後、後輩が足を骨折。
最悪!!幸い入金したお金はぎりぎりセーフですべて戻ってきました。

私は、どうしても行きたい!!
でも1人になってしまった。でも行きたい、でも1人やしー・・・
で、旅行会社の人に自分の気持ちを伝えました。
「このツアーはほとんど1人で参加されている」とのことを聞いて私は行くことに決めました。

 成田発の飛行機だったので伊丹から成田に向かいたかったのですが
 チケットは取れず羽田経由になりました。
伊丹発の時間も11時台か12時台があったのですが11時台しかとれず・・・・
なんでかな1人分のチケットなら取れそうなのにと思いながら。

 旅行の時には必ずスーツケースを宅急便に預けています。
何回か預けていたので特に心配もしなかったのですが、
荷物を取りに来たお兄さんは「荷物が違うところに行く可能性があるので
早めに空港に行ってください」との言葉を残していきました。
おかしなことを言うな〜程度にしか思っていなかった私です。

 セドナに行くまでに私の体にも異変が起きていました。
第3の目がうずうずして仕方がない。かゆいようなこそばいような・・・・。
職場では「もうやめたい!!」と叫んでいた状況。
セドナに行く前の私の気持ちも以前ならセドナに行くなら変われるはず!と思って
行っていたと思いますが、この頃の私は「どうせ変りっこなんてない、セドナに行く!!」
この思いだけをもって行きました。
そんな中セドナに旅立つ当日になりました。

 すると・・・案の定?スーツケースがありません。 


 「なんでないんですか!!」私は空港の荷物預かり所で叫んでしました。
「なんで!なんで!」と店員さんに言っても仕方ない。
 確認してもらったら関空に荷物は行っていたとのこと。
伝票には大阪空港と書いてあったらしく、勘違いしてもしかたないかなとも思うけど、
便の時間をみたらわかるのにと誰かがいっていた。
それより、気持ちを落ち着かせるために私はトイレに行き、要をたしながら考えた。
「荷物がないことに腹を立てても仕方ない、現実にないのだから・・・、
でも荷物は絶対届くはず!それにひょっとして
私は荷物が関空に行ってしまってラッキーなのかもしれない、
だってあの重いスーツケースを羽田から成田まで持っていかなくてもよくて、
その荷物を誰かが成田に届けてくれるはずだから。
それに最悪荷物が届かなくても、パスポートにお金はあるので、何とかなるか」
といろんなことを考えながら、これからどうなるのかを冷静に見ようと決心したのでした。
 結局関空から荷物を成田まで届けてくれるとのことでした。
電話でクロネコヤマトの方と連絡をとりながら、成田で待つことになりました。
実際届くかどうか心配でしたが、出発までに荷物は無事成田に届けられたのです。

 振り返ってみると、伊丹から成田行きの便がとれなかったこと、
羽田行きも一便早い便しかとれなかったことがすべて繋がります。
だって伊丹から羽田行きの便がもう1便遅い便だったら
荷物が届いていなかった可能性があったから・・・。

 試されているんですよねー。
荷物は必ず届くけどその間私は怒り一杯で荷物を迎えることになるのか?
最悪届かなくてもいいかと手放すことができるかどうか。

 さてさて・・・成田からロサンゼルスに向かったのですが
、いろんな思いを手放したとたんすべてがスムーズに進みだしました。
今回のツアーの前に他の方々がセドナツアーに参加されていたのですが、
その時は入国するにもなかなか前に進まず、トラブル続きだったとか。
でも今回は私達が入国する少し前までは凄く混んでいたのに、
私達が並ぶときはそう待つことなく、乗り継ぎの便も混むのを予想して
1便遅めにとっていたようですがあまりにもスムーズでかなり時間を持余しました。
でもその時間を使って日常の不満を初対面の方にお話する時間がもてて、
セドナに到着する心の準備ができてきた自分がいました。

 今回の旅行、参加者はみんな1人で来ているはずと思っていたのですが
、あれれ?添乗員さん2名と2人のお友達同士と私
 そして前日にセドナに到着している70代のおばあさまと
ご夫婦にお子様と、ツアー見学の旅行会社の方1名。
話が違うじゃないの〜と叫びたかった私です。
でも今回人数が少なすぎてお流れになるかも?だったらしく
でも行くべき人が集まったそんな旅行でした。

 飛行機の中ではお友達同士の方は40代初めの人(Sさん)と50代前後の人(Kさん)、
私には縁がないくらいお金には不自由していない奥様2人。
そんな奥様方と3人並んで飛行機に乗っていたのですが、
Kさんは横になって眠りたかったらしく違う席に移動。
と、いうことはもう1人の人Sさんと私は2人な訳で
「私に構わないで〜」と叫びつつどきどきしながらお話していました。
だってあまりにも世界が違う方たちなんです。
2,3日前までアフリカに旅行されて、1日日本にいてまたセドナ・・・
どこにどんなお金があるのー!!この人たちは何者?でしたよ、ホンとに。

 でもでもね。
この拘らないでーーーと思っていたSさんとは
実は凄く縁のある方だったことがセドナでわかったのです。
今も仲良くさせていただいています。
もともとは関西人ですが現在東京にすんでいらっしやるので
旅行から帰ってきてお会いしたのは1度だけなんですね、
でもいつも絶妙のタイミングのときに連絡をくれる人。
私がいくら連絡をとりたいと思っても通じないんですが、
いつもべったりでなくても心が通いあっていることを
この方を通じて実感させられています。素敵な出会いをありがとう。


ロスからフエニックスへ経由してセドナへ
車の中からみた夕日のセドナは今まで見たことのない色。
ピンクにオレンジ、薄紫にブルー空が低くて果てしなく続く空。
見ているだけで飽きないそんなセドナの空でした。

 でもね、日本も満更でないんですよ。
ピンクに薄紫、オレンジ素敵な夕日を見えることができます。
それに日中の空もまた楽しい!雲が遊んでいます。
 皆さんも何かにつまずいたときそっと空を眺めてください、ホッとできますよ。

 そんなこんなで、移動で1日は過ぎていきました。

 2日目 いよいよボルテックス巡り

 ボルテックスとはラテン語で「渦巻き」という意味だそうです。
地球の磁力の源が集中していて底から大地の持つエネルギーが
流れだしているといわれています。

 本日は「ベルロック」へ
岩山に登る・・・、2時間ぐらいかけて。
正直私は山登りをするつもりはなかったのです。
もちろん旅行の説明の中にはボルテックスめぐりについて・・・の
注意書きは書いてあったのですが、
「巡る」だけの気分で行ってましたので
正直「なんでこんなしんどい思いをせなあかんのん?」って思いながら
登っていました。
しんどがり屋の私にとって登りきった後でも
感動どころの話ではなかったのです。
今回70代のおばあ様もご一緒だったのですが、
私より早く登るのにはさすがに情けなくなりましたし、
Sさんはサンダルで登っている、夫婦+お子様連れの方は
子供さんをおんぶして登ってましたからこの方達は何者???でしたね。

 そんなこんなで登り切ったベルロックは
男性性のエネルギーが流れているようです。
私は味わうなんてとんでもない・・・登れたことに「よかった」の思いだけでした。

 登ったら当然下ります。
それでも滑ることなく下ることができたのは皆さんのおかげ。
ボルテックスの土は赤土でかなり滑ります、
それに回りは草こそ生えていなくてサボテンが一杯。
そのサボテンの中に飛び込んだ?子供さんが前回の旅行のグループにいたとか。
そうならなくてよかった・・・ほんとに。

 次に訪れたのは、チャペルオブホーリークロス
ここは最も清浄な空間といわれています。
お祈りする場所ですね。ただただイスに座って浸っていた私です。
(ありがたいことにここは車で来れる場所でした)
 ここの地下にはお土産さんがあります。
天使や観音様、キリストやマリヤ像などいろいろなものがあるので
見ているだけで幸せな気分。
私は特に何も購入しませんでいたが、
例のおば様2人組み凄いのなんのって、買うわ買うわ!!
 Sさんはエステ等を経営されているのでそこに置く飾り物なのだとか・・・
でも凄すぎますよそれは・・・。

 次に向かったのはセドナタウン巡り。
日本人ならではのお決まりショッピング!
いろんなものがあるんですよねー。
パワーストーン一杯、天使ちゃん一杯もう私も幸せ一杯でした。

 夕方はカビータさんのセッション(カードリーディング)を受ける。
カビータさんはイングランド人だったと思う、
縁あって京都に何年か住んでいたので日本語でリーディングしていただきました。
内容は・・・もう忘れましたが、この頃からちよっとしたことで涙が出るようになっていました。
自分の気持ちを訴えていた私がいたことだけは覚えています。
 日本で何回かセッション受けたりワークに出たりしても
涙することなんかなかった私がなんでもない感情に涙していて
正直自分でもびっくりです。
それと面白いことにリーディングを録音していたのですが
いざ聞こうと思って再生してみると・・・入ってないんです声が!
必要なかったんですねというより録音するまでもなく
セッションして癒された自分がいることだけでこのセッションはよかったようです。

 こうやって1日が過ぎていきました。
夜は宅配のピザを頼んで食べていました。本当に何しに来ているんだろう?
普段と変りのない食事。でも美味しかった!!

 明日は早朝からボルティックスでご来光を拝みます。しかし筋肉痛が心配!
どうなることやら・・・


 今日はご来光を見にボルテックスに登ります。

 ドンドンドン・・・ドアの音で目が覚めました。
ギャー!!遅刻遅刻・・・昨日目覚ましかけてたのに
どうも午前と午後を間違えていたようです。。。。

 慌てて着替えて(顔を洗った記憶がない)車に乗りました。

 行き先は「エアポートメサ」
メサはアリゾナに多く見られる大きな台形の土地のこと。
エアポートメサは高台の上に飛行場が作られていることからそうなずけられています。
このエアポートメサはセドナを一望できます。
またうUFОが目撃されることもあるそうで、
宇宙のエアポートではないかという噂もあるとか・・・

 そんなところにヘリコプターでいくならいいが、またまた登山でございます。
1時間ほどかけて真っ暗な中を登りました。
10月のセドナは朝夕は冷えます。
あのどたばたの中たくさん着込んできたもののやっぱり寒い。
そうこうしている内に太陽が・・・
凄い凄い、美しい、ビユーティフル、ワンダフル
それはそれは気持ちいいものでありました。
 皆で輪になって瞑想し神聖な気持ちになったのでございます。

 食事も済ませ「サウンドヒーリング」を皆で受けました。
いろんなヒーリングは受けたことがあったのだけど、サウンドヒーリングは初めて。
  ジョン.ダマスさんが出迎えてくれました。
古代においてシャーマン達は音楽を使って肉体から葉なれ旅することができたとか。
さまざまな民族楽器を使ってヒーリングがはじまりました。

 ものものしい怖いような音楽を仰向けになって聴いていました。
聞きほれるというよりなんだーこの音気持ち悪い!というのが正直な感想です。
ディジュリドウやアメリカンフルート、太鼓やベル,シンギングボウルを
1人で使いこなしているジョンさん。
2本の手しかないはずなのにいろんな音が聞こえてくる・・・

 今の私なら薄目を開けてみたと思うけど
当時のわたしは上を向いたらそのまま動いたらいけないと思っていたので、
大の字になっていたそのままの状態が最後まで続きました。

 ものものしい音なのになぜかなぜか・・・涙が出てきました。
一旦出だすととめどなく涙は出始め、嗚咽すらしていた私です。
でも何が悲しいのか自分自身でもわかりません。
感動・・・違います、何かを思い出したのでもありません、
ただただ涙があふれていました。
そんな時右の手のひらに10センチぐらいの何かが乗っかった感覚がありました。
当然目を開けるなんてことはする余裕はありません。
でもでも何かがちょこんと乗っかっていました。
泣いている私を慰めたかったのか?誰かが一緒にいてくれた・・・と、思っています。

 感動のヒーリングを終え車に乗って一旦ホテルへ・・・で、
その車に乗るときSさんの頭を見たら紫の帽子?のようなものを
かぶっているのが見えた。でも???で何事もなかったようにホテルに到着。
すると今度は同室のUさんの顔を見ると星がきらきら輝いている、
テレビでよく見る頭打つたりしたら出ているような星が一杯・・・
目をこすってもこすってもキラキラ輝いていました。

 そうなんです。この日から私は人のオーラが見えるようになったのです。
でもくっきり形として見えたのはあの時だけです。
あのヒーリングを受けて皆が浄化され開放されたから
見えたんじゃないかと思うのですがその辺はわかりません。

 今から考えると旅行前に第3の目がうずうずしていたのは
第3の目が開く兆候だったのでしょう
。行くべきして行った、なるべくしてオーラが見えるようになったんだ・・・
と思わざる得ない瞬間でした。


サウンドヒーリングを受けてからオーラが見えるようになった私です。
でも一時のものとも思っていました。

 またまた次はボルテックス巡り。
カセドラロック・祈りの聖地。
女性的な優しいエネルギーを持つ場所でハートチャクラを開放してくれる場所。

 今回は岩山に登らず川べりからカセドラロックを望む(あ〜よかった)
川べりの岩に腰を下ろしセドナの心地よい風と空気、裸足になって水面に足を浸した。
今まで赤土しか見ていなかったのでホッとする瞬間。
大きな樹もあってあまりにもでかい!ので皆で樹の周りを輪になって確認。
太さは人間両手伸ばして6人分。大きな大きな樹でした。

 また川にはたくさんの小石がありまして面白い光景。
小石を山積みにしているんです。
なんの意味があるのかはわかりませんがあちこちに石が積み重ねられていました。
思わず皆でやりましたけど、はてさて願い事でもかなうのかな〜謎です。

 今日個人的に受けたセッションは「ロルフィング」
今では日本にも入ってきているようですが、
筋膜・筋肉・健・靭帯など柔組織を本来あるべき状態に調整するハードマッサージ。
 日本語の話せないロブさん。英語の話せない私。で、マッサージは始まった。
ロブさんは紙に英語の意味を日本語に書いたものを私に見せながら進めてくれました。
なんとも傍から見るとコッケイな姿だったに違いありません。
なんだかよくわからないまま終わったかな?
「人は否定的な感情を感じると筋肉の萎縮が起こります、
それを開放することでこころの内側も癒される」のだそうです。
ヨガと通じていますね。
 ロルフィングはヨガやオステオパシーなどのボディーワークを発展させる中で生まれたもの。
肉体的精神的に高く統合された人間をめざす体系として誕生しました。
 一度体験を!!

 ところで・・・気がつきません?
そうなんです、筋肉痛がないんですよー。ロルフイングを受けたからではありません。
その前から全然筋肉痛がないんです。
いくら私でも歳をとっているからといって次の日に少しぐらい痛みはあるでしょうー。
でも全然ないんですよ!
それに少しの食べの物で充分なんです。
普段からおやつはチョコチョコ食べる私が全然食べていない。
もちろん食べる時間がないくらいハードな毎日ではあるけれど・・・。

 セドナってそんなところなんです。少しの捻挫ぐらいなら治ってしまうようですよ。
何なんでしょうね〜セドナって・・・。不思議です。


今日もボルテッス巡りからはじまった。
今日のボルテックスは「ボイントキャニオン」
ボイントキヤニオンはボルテックスのなかでも一番エネルギーが強いといわれています。
2つの山頂をもち男性性と女性性のエネルギーを象徴しているようです。
またここでは過去性に関するビジョンを見ることもある言われています。

 そんなところに導かれている私といえば「またかー」と思いながら登っていました。

そこでの体験。目をつむったら少女が見えます。
そして男性と女性が抱き合っているのが見えました。
楽しそうに踊っている少女。抱き合っている男女が繰り返し現れていました
。もちろん意味はわかりません。それからかな?セドナにいる間中目をつむれば天使が踊っている光景が必ず見えていました。楽しそうに・・・☆

 ボイントキャにオンはエネルギーが凄いので気分の悪くなる方もいらっしょいましたが
私はなぜかルンルン?だったような・・・。
不思議な体験でした。
そうそうその頃にSさんと私は過去性で姉妹であったことを確認しました
。実はカビータも姉妹ではなかったかと思っています。
3姉妹?の再会でした。(もちろん何の根拠もありませんがそう感じるのです)

 午後からはカビータのグループセッション。
何をやったか覚えていませんがカビータの綺麗なオーラが輝いていたことだけ
記憶に残っています。

 その頃から後ろが壁であれば人のオーラがしっかり見えることに気がつきました。
あのくっきりオーラこそ見えませんが、
ほわーんと浮かび上がってくる色や天子の羽・ペガサスの翼・蓮の花など
いろんな素敵なのが皆さんを守ってくださっています。
これは今現在でも見えるので何か見えたらお伝えしていますが、
ぼやーんとオーラこそあるのは分かるんですが輝いていないオーラもたくさん見かけます。
セッションに来てくださってはじめはぼやーんと色になってなかったオーラが帰る頃には
色になって現れる方もいらっしゃいます。
皆に言えることは皆素敵なオーラを持っているということ!!
ならやっぱり輝きましょう☆

 夜の皆で部屋に集まり会話中も色が見えるから
1人「わっ!」とか「えっ!」とか思いながら眺めていました。
でもそんな中1人だけよくわからなかった人がいます。
それは添乗員のIさん。女性の中で唯一の男性でした。
彼は女性のおしゃべりに嫌な顔ひとつせず自己主張することなく、
じっと聞いてくれていました。どんなオーラを持っていたか確認したいな〜
後でわかることですが私は彼とも実は深い?関係があつたようです・・・。


今日は車に乗ってスウエットロッジ体験に!!
車でどんどん郊外から離れて行きます。
映画でよく見るよなインディアンが今にも出てきそうな場所につれて行かれた。
一本道を間違えると帰ることが不可能なぐらい何もないところ。

 そこに木と布を組み合わせてドーム型に作られたテントの中で儀式が行われる。
ドームの中は完全な暗闇。はじめにハーブがたかれ祈りの言葉がささげられる。
そこに運び込まれる熱く焼けた石。
それに何度も水をかけ熱い蒸気を発生させる。ロッジの中はサウナ状態。

 北米先住民のもっとも重要な儀式です。
彼らの言葉でイヌーピーと呼ばれ(子宮回帰の意味)大地の母の子宮に帰り、
土・火・水・気・空そしてあらゆるものがひとつであることを思
い出す、再生するセレモニー☆

 下着はつけず上着をはおるだけ。
汗を一杯かきかき歌を歌います。マラカスだったか?鈴だったか?タンバリンだったか?
をそれぞれ持って・・・♪
誘導はアニー・ハミングバードさんに夫のジョージさん。
通訳は旅行中お世話になっている千鶴子さん。
 なかはサウナ状態なので熱くて熱くて・・・熱いのも暗いのも狭いもの苦手な私にとって
地獄としかいいようがありません。
でもでも歌ったり祈ったりしているうちに心落ち着きます。
アニーさんの声はなんともハスキーなパワーのある声だけでこんなに癒されることを体験。
彼女の背中には綺麗な天使の翼がありました。
そして千鶴子さん!!暗闇でもなんとなく見えるもので・・・びっくり!!
きっとあれはキリスト様☆☆☆
しゃべっている千鶴子さんを見てみたら男の人なんですね。
あれれ???なんて見ていたのですが・・そうそうキリスト様です。
なんでいらっしていたのかはわかりませんが確かにこの目でみた私です。

 そんなこんなで、15分のセッションが2回繰り返されその間ずっと泣きっぱなしの私。
怖いのに熱いのに・・・なぜか涙が一杯・汗も一杯!
子供のようにぎゃ〜ぎゃ〜泣いていました。
「お父さんお母さん私を生んでくれてありがとう」「人は人、いろんなペースがあっていい」
「私は私でいいんだよ」「みんな学びのペースがあって職場でもっとやってよ!と
思っていた人たちにごめんなさい!」と叫んでいました。

 もう限界。30分間のセッションが終わった後一旦休憩。
外に出ました。またあの中に入る勇気が出ませんでした。
熱いし暗いし・・・私は次の30分間は外で待つことにしました。
中の様子が外にも伝わって私はテントの側でえーーんえーーんと泣いていました。
ホンと子供のように・・うずくまって泣いていると
私の頭の周りでしゃんしゃんと鈴の音が聞こえます。
中のテントからではなく頭の上から・・・不思議でした。

 ロッジの中で私は生まれ変わった、いや元の私に戻ったのでしょう。
なにせロッジは子宮ですから。皆より少し早く外の世界に出たようです。
だから泣き声は子供の声だったんだと思います。


スエットロッジ体験から放心状態で・・・次はパイプセレモニー。
神聖なる儀式を終えて終了した。
(パイプセレモニーのこと詳しく書けずにごめんなさい)

 その後皆で食事。広い大地には私達だけ。
夕日をバックに新鮮な空気が一番の食事だったかも☆
帰りはなんとか?迷わずホテルに到着。

 今晩は入浴は禁止。
できたらシャワーも浴びない方がいいようですがとりあえずシャワーだけは浴びて寝た。
半分興奮気味で熟睡はできませんでした。
夜中に「わっ!」とほえていた自分の声で目が覚めて
ドキドキしたのを覚えています。
 スエットロッジのあとはいろんな変容が起こるよーと聞いてはいたのですが、
常に何かに恐怖を感じている私の思いが声になって出たのかもしれません。

 熟睡は正直できまえんでしたが、セドナは短時間の睡眠でも充分なところなので
次の日に影響することはありませんでした。

 セドナ体験をかいていて思い出したことがあります。
このころ私は両腕がだるくて仕方なかった。
寝る体勢がどうとかでなく腕に何かが溜まっている感じを常に持っていました。
腕を振ってもなかなかだるさはとれません。セドナに来てからもそれは常にありました。
でもセドナ滞在中ぐらいから両腕に蕁麻疹のようなものが
朝方に出ることが多くなりました。
それは看護師をやめるまで続いていましたが、今ではもう蕁麻疹が出ることなく、
腕のだるさも忘れていました。
何がどうなったのかはわかりませんが、体の中の何かが癒されたのだと思います。


ホテルにいても慌しい毎日を送っていたので
ホテルからの景色をじっくり眺めることができなかったので、
改めて眺めるとびっくり!!ベランダから壮大なレッドロックの山々が一望できます
1日中眺めていても飽きないくらいすばらしい景色でした。(あ〜もったいない!)

 午前中は先日受けた「サウンドヒーリング」ジョンさんとの再会に
ハグせずにはいれませんでした♪
何が起こるか〜なんて期待していたら何にも起こらない!
人生ってこんなもん。期待すればするほど期待はずれに終わる。
いかに期待をする気持ちを手放せるか・・・ですね。

 そうそうジョンさんは実は何度も日本にこられていたのです。しかも私の町のすぐ近所に。
写真を見せていただいてびっくりでした。
本当は日本であっているはづだった?イヤイヤセドナで会うようになっていたから
 ジョンさんが近くまで来てくれたとき魂同士が会話をしていたはず!
「もうすぐそっちにいくから、待っててね☆」って。

 生の演奏は本当にいい!!CDも買ったけど心には響くけど体にも響くのは
やっぱり生演奏です。また再会がありますように・・・

 午後から・・・「ヒューマンデザイン」を体験。
日本ではまだまだなじみの薄いものですね。
人間の体を宇宙にたとえて西洋占星術・易・四柱推命・チャクラなど
さまざまな手法をミックスさせたもの(だと思う)
そのリーディングテープをこの間久しぶりに聞いてみたら・・・
その時?だったことが実際今起こっているからびっくり!!
「2005年変化がありますよーっ」て。

 当時まだ看護師をしていたのでなんかしっくりこなかったリーディング。
今この時期にいろんな場面での対処方法が印されていました。
今の自分にぴったりなアドバイスにはちょって驚きを隠せませんでした。

 夕食は「お別れパーティー」とだいして、日本食をいただきました。
日本のオーナーさん(だった気がする)タレントの谷啓さんによく似ていたな〜。
ホッと一息つける瞬間でした。

 セドナの街とも今日でお別れ。ありがとうセドナ・・・☆

 でもでもミラクルは日本に帰ってからもおこるのです。

 久しぶりにセドナのたびを振り返り懐かしく思います。
一緒に旅してくださった(今読んでくださっている方)ありがとうございました。

 まだまだ私のたびは終わりません。どうぞ一緒に旅してくださいね。
1人じゃない!そう感じるだけでとってもこころ強いです。ありがとう。


日本到着!!私は成田から伊丹まで乗り継ぎをしなくてはいけません。
飛行機の離陸時間まで残り少なかったものですから、
ご一緒をした皆さんとゆっくりお別れもせず・・ただひたすら小走りに移動です。
添乗員のIさんの後を必死についていっていました。

 これでさよなら・・・のその瞬間!Iさんとハグ☆
かなりびっくりで・・・(外国ではハグは当然の行為です)
何が起こったか正直わかりませんでした。
「よくがんばったね」「元気でね」などの思いが言葉にこそしなくてもその一瞬で伝わりました。
そして・・・「久しぶり」「愛されていいんだよ」「元気でよかった」の思いも
フッと私の中に懐かしい感覚が入ってきました。
 そうなんですー♪Iさんと私は遠い昔恋人同士だったようです。
きっとまたどこかで出会おうね☆と決めてわかれたんだと思います。

 昔の恋人?に再会の切ない思いもよそに、飛行機の中で私は爆睡しておりました!!

 帰国後2日間はまだお休みをいただいていたので、
ゆっくりセドナの思い出に浸っていました。
が・・・早速出会った皆さんにパソコンメールを打とうと思い
パソコンを開くとイネットの方からか?(旅行会社です)メールが入っていました
 しかも私がセドナに旅行中で丁度セドナに到着した日付けになっていました。
クリップマークがついてはいましたが、イネットさんがセドナに帰国後した私への
メッセージを送ってきてくれたんだーと思っていましたので
、なんの疑いもなく開いたところウィルスが・・・・。

あらまぁ〜、やられちぃました。
当時まだスピリチュアルなことを話せる方は私の周りに2人しかいませんでしたし、
セドナの思い出にどーーっぷり浸りたかったのにそれがかなわなくなりました。
今回のメンバーは皆関東の方でしたので会おうにもそう簡単にはいきません。
また唯一お話ができる友達も勤務がずれて全然会えないのです。

 なんで・・・?その頃の私はとてもおセンチになっていて
無性に悲しくて涙する日が続きましたね。何が悲しいのか?理由なんてありません。
ただただ1人空しい・悲しい気持ちに浸っていました。

これも起こるべき現象だったんだなーって今は思います。
もしパソコンメールを交わしていたらゆっくり自分を見つめることができなかった私が
想像できるから。

なので、今はどっぷりセンチメンタルになりますね、ハァ〜(ため息)
明日から仕事、どうなるんだろう???


今日から仕事。

なぜかふわぁ〜ふわぁ〜していました。
地に足が着いていないような、またにたにた笑っている自分がいました。
ミスをしないか心配になるほど、ふわぁ〜ふわぁ〜・にたにた・・・これも数日続きましたね。
でも家に帰る頃にはおセンチになってシクシク泣いていた私がいます。
話したくても話せない、1人悶々としながら数日を過ごしました。

 今回学んだこと
  ☆私は私でいいという事
  ☆人と比べる必要はないということ
  ☆がんばらなくてもいいという事
  ☆自分のペースで生きていく、皆自分のペースがあるという事

 そして一番びっくりしたことは「もう看護師をやめよう」と思った瞬間がありました。

 セドナにいた時に皆でたくさんお話して、
「やめちゃえば」と言われても「それは絶対無理!」と思ってた気持ちは
何処にいってしまったの?
ホンとにびっくりした瞬間でしたがもう考えが変ることはないと確信していました。

 病院で久しぶりにお会いした患者様に言われたこと
「いいことでもあったんですか?以前と顔の雰囲気が違いますね、やわらかくなりました。」
と言われそれもびっくり。
私はどんな顔をして働いていたんでしょう???
でもその言葉は何よりもうれしい言葉でした。ありがとうございました。

 お友達と久しぶりに語れたのはセドナから帰国後約1ヶ月は経っていましたね。
その間の自分みつめがしっかりできたこと貴重な時間だったと思います。

 日本に帰ってきてから正直オーラは見えなくなるだろうと思っていましたが、
いつも綺麗な皆さんのオーラを拝見できて私自身癒されています。

 セドナに行くべくして行った、セドナに行かないと駄目なくらい凄くガードしている
自分がいたことを確認できました。

必要なことはちやんと起こります。そう思える今がとても幸せです。

もうセドナなの旅のお話も終わりに近づきました。
本当に最後までお付き合いくださった皆さんありがとうございます。


セドナで見たら・・・

 オーラソーマを勉強しているとき、自分の写真入りの学生証をもらうのですが
その学生証セドナでみたら私の左肩に紫色の何かが乗ってる!!
きっと天使か妖精です☆ 
はじめ見たときはぞーーーっとしましたが、今現在ではお守り代わり。
 またその写真よく街中でみるインスタント写真?で撮影したのですが
数枚ある写真全部に紫色の天使ちゃん?がいつもちょこんといてくれています。

 いつも持参しているので見たい方はお声をかけてくださいね♪

 セドナだから・・・

 セドナには名物というものはありません。
でも癒しのものならほとんどそろっています。
中でも一番心地よかったお土産やさんは「パワーストーン」のお店です。
たくさんの鉱物に囲まれて凄いエネルギーを感じました。今まで感じたことのない感覚。
温かい・強い・優しい・いろんな感覚を体験。
日本にも最近たくさんのパワーストーンのお店を見かけるようになりました。
時々行っては鉱物からパワーをいただいています。
でもその光景は変なおばさん♪かも・・・。

 セドナで出会った不思議な家族

 今回の旅行でUさん夫婦+お子様連れがいることをはじめの方に書いたと思います。
この夫婦の出会いがまた不思議で、少しお話したいと思います。

 2人は同じ職場で働いていたようです。
でもたくさんの従業員がいるので存在すら知らなかった。
またkさん(旦那様です)はすでに結婚されていて、
幸せに暮らしていらっしたようです。
yさん(現在の奥様)はそのころ精神世界に興味をもたれ、
崇拝していた著者もいたようです。
なぜかその著者(ごめんなさい、名前がわかりません)が夢枕に出てきたようで、
「○○さんと結婚しなさい!?」とお告げがあったようです。
でね。kさんは結婚されていた奥様に状況を説明し納得のもと離婚。
そして今のyさんと結婚されたのです。

 旦那様はいつも穏やかな顔をされていて、
そのボルティックスを子供を抱えて登っていましたから・・・
パパは凄し!!それでて口数の少ないパパは何者?でした。
その分ママはお話好き☆
でもその時の私は自分の事で精一杯でしたから、
普段なら質問攻めにしている私がこの話を聞くのが精一杯でした。

 お別れのとき3人を見送ったのですが、
Rちゃんは天使の羽のリュックを背負ってて
パパ・ママに手をつないでもらっている微笑ましい光景でした。
見送っている私達は「不思議な家族だったよねェ〜」って
全員で口にしていたのでまたそれもおかしかったわ。
そうそう只今妊娠中!世界にまた天使ちゃんが増えますね☆

 今回旅行を企画してくれたのは、Mさん。
彼女はセドナで少しの間働いていたとか?
それでこの企画が持ち上がり私も参加することができました。
 
 セドナでお会いし皆さんとセドナの土地に感謝します。

 まだまだ私自身の旅は続きます。どうぞ皆さんお付き合いくださいね☆

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